歯ぎしり原因
歯ぎしりの原因は、十分には分かっていません。
かみ合わせが悪いなど口腔(こうくう)内に何らかの異常があり
そこに精神的ストレスが加わって緊張状態が増加しているときに
起こるのでは、と考えられています。
歯ぎしりの際かみ締める力はとても強く、犬歯の切端や
前歯が異常に擦り減ることがあります。
その結果、かみ合わせがくるい、きちんとかむことができなくなり、
あごの形が変わってしまうことさえあります。
また、歯ぐきが弱って歯周病にかかりやすくなり、永久歯へ生え
替わるころには、永久歯の歯並びにも影響してきます。
治療法としては、かみ合わせの調整や、ナイトガード(マウスピース)
など歯ぎしり防止装置を使用するなどの対症療法と、ストレスを
取り除く心理的療法が必要とされています。われわれ小児科医は
小児の歯ぎしりについて時々質問を受けますが、ほとんどのケースは
乳歯が生えてくる時期に限られた一過性のものであり、そのまま放置
することが多いように思います。
http://www.topics.or.jp/rensai/kenkou/2001/0225soudan.html
より引用
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